Ubuntu の Markdown 入力環境のために、 AutoKey で "Shift + Enter" に "半角スペース2回 + Enter" を割り当てる。
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目的
下記引用のとおりで、Markdown で日本入力を行うとタイピング数がかさんでしまうことが煩わしかった。
Markdownって改行(半角スペース2回)が面倒だと思ってたのですけど,
SHIFT + Enterに半角スペース2回を割り当てたら幸せになりました.
sonoshouのまじめなブログ
Windows 環境では AutoHotkey を用いて "Shift + Enter" に "半角スペース2回 + Enter" を割り当てていたが、Ubuntu 環境でも同様にしたかったため AutoKey を導入した。
インストール・使い方
インストール・使い方などは下記を参考にした。
使い方が分かりやすかったです。ありがとうございます。
AutoKeyでLinuxのキーボード操作をカスタマイズ@Fedora 17 | Mazn.net
sudo apt-get -y install autokey-qt
自動起動については run level 2,3,4,5 が、デフォルトで設定されていました。
スクリプト "Shift + Enter" に "半角スペース2回 + Enter" を登録
前提として、IME が ON の状態から IME OFF に切り替えて "半角スペース2回 + Enter" を入力後 IME ON に戻す、という挙動を目指します。
Windows 環境の AutoHotKey でもそのような挙動に設定しており、IME OFF の状態からの Markdown の改行であれば、苦ではないためそのように設定しております。
AutoKey ではいろいろ癖があるようで、 "Shift + Enter" を押すとそのタイピング文も分も入力されてしまうようであった。
上記に加えて keyboard.send_keys("<enter>")
を用いると、vim 上で挙動が変だったため使わないようした。
最終的には "Shift + Enter" がタイプされた際に、下記のスクリプトが実行されるように登録した。
※ "J" は Record Macro 機能で取得したキーですが、 "半角/全角" キーを表しています。
※ スクリプトファイルのインポートの際は、コチラをご利用ください。
所感
.vimrc
などでキーバインドを登録している訳ではないので、ブラウザ上等の他の Markdown エディタで使える点も便利です。
likana と組み合わせて、とても気持ちの良い入力環境が整いつつあり、満足した結果となりました。
以上。