声で家電を制御する:その3(arduinoからの赤外線送信出力アップ)
目的
声で家電を制御する。ただし安価に。
経過(その2)
赤外線リモコン付き LED シーリングライトを購入しました。
YLC-L48WR ¥12,600-
(赤外線送信形式は、店頭にて NEC 式であることを確認)
ついでに「人感センサー付き LED 電球」も、台所とトイレに
導入しました。
※センサ付き LED 電球はほんと楽ですね。
慣れるまでは本当に消えるか気になってしまいますが^^;
今回作業の概要
arduino には現在、赤外線発光ダイオード TL110 が1つ接続されており、
その赤外線送信出力では部屋をカバーできない。
そのため、LED を追加することによる出力範囲向上と、最大出力を出せる
ように抵抗を変更し出力アップを図った。
LED の抵抗値計算
算出には「LEDの通信販売トミーブライト」様のサイトを利用しました。
http://diy.tommy-bright.com/
そして以下の制限があります。
デジタルIO (LOW=0V,HIGH=5V)
デジタル出力の最大負荷 40mA
赤外線発光ダイオード TL110
順電圧VF max=1.5
直流順電流IF max=100 mA
これらの値で LED を直列3の並列3で、9×9の LED matrixにするには
4.7Ωの抵抗を 5Vデジタル出力下にはさめばよいことがわかりました。
※追記
よく考えると、上記では
ダイオードに 33mA位、
デジタル出力PINへの負荷が 100mA位、
であることがわかったので、継続して流れるわけでは
ないためか壊れなかったのは良いものの、不安なので
トランジスタを使うことにします。
9×9の LED matrix を arduino に繋げる
ブレッドボード上に作ったのが以下です。
とりあえず床から天井には、信号が届いているようです。
※天井隅にあるエアコンまでの送信には不安がありますが、最悪配線を
エアコン近くまでズルズルと伸ばすという手もあるので大丈夫でしょう。
以上。