キーボードとしても使えるネームプレートの作成
pic.1 キーボードとしても使えるネームプレート(キーボード部分は名前が入っているのでモザイクになってます)
目次
経緯
- 自作USBキーボードを作るための「REVIVE USB キット」が余っていた
- 掃除の際にドリームキャストのキーボードを発掘した(捨てられる運命)
キーボードをそのまま捨てるよりは何か作って有効活用しようと思い、pic.1 のネームプレートが作られました。
玄関に飾ればネームプレートとして役立ち、玄関でUSBキーボードが使いたい!と
思った時にはUSB接続すればネームプレートに使われているキーだけは入力することができます。
(漢字変換も可能)
使った材料
- ドリームキャストのキーボード
- フォトフレーム
今回は小さくまとめたかったので前者を使いましたが、
キーボードのサイズにぴったりかもしれない後者でも良かったかもしれません。
- ビニール線を少々と、ジャンパワイヤ(メスーメス)10本
作成
1) 利用するキーを何にするか、キーボードのどの位置を切り出すか考える
「REVIVE USB」では標準で12ボタンを設定でき、キーマトリックスを使うことで6✕6=36ボタンが設定できる。
ネームプレートに使う文字は何にするか、何文字とするか考える。
またキーボードの切り出しを考えて、切断が楽そうな箇所を考える。
pic.2 キーマッピングをどうするか考えている写真
2) キーボードの必要な部分を切り出す
pic.3 キーボードの必要な部分を切り出した
3) キーボード中身の透明なフィルムの配線を確認する
pic.4 自分が使いたいキーはどのピンにつながっているか、切断してはいけない配線はどこか確認
4) キーボード中身の透明なフィルムを取り外し、その接続端子を基盤から取り外す
pic.5 接続用の黒い部品を「はんだ吸い取り線」をつかって取り外す前の写真
5) 自分が使いたいキーが利用するピンにビニール線をハンダ付けする
pic.6 ビニール線を取り付けた
6) キーボードからの配線を「REVIVE USB」にジャンパワイヤで接続する
pic.7 キーボードと「REVIVE USB」をジャンパワイヤで接続したところ
pic.8 ネームプレート背面全体
7) 「REVIVE USB」の専用ソフトを使い、キーボードの認識とキーマッピングを設定する
8) キーボード中身の透明なフィルムの配線を傷つけないよう加工しフォトフレームに取り付け、キーボード自体も固定する
今回は "穴あけパンチ" で透明フィルムに穴を開けることで、固定にフォトフレームのネジ穴をうまく利用することができました。
キーボード自体の固定は、接着剤で固定すると将来あるかもしれないキーの交換ができなくなるため、輪ゴムで暫定的に固定しました。
これにて完成で、pic.1の写真の通りです。
所感
いきあたりばったりで作成したため配線の関係上、透明フィルムを斜めで固定せざるを得なかった。
また、キーボード自体と「REVIVE USB」の固定が輪ゴムなのは見た目を著しく損なっているので将来どうにかしたい。
しかしながら、勢いで作ったものにしては満足できるものができたかなという感じです。
以上。